損傷状況:
今回はアウディ A3 (AUDI A3) の板金塗装修理事例の紹介です。路地を左折しようとした際、前方から対向車が来たので少し小廻りをして曲った為、道路左脇にあった鉄製のポールを巻き込んでしまい、左リヤドア、リヤフェンダー、アルミホイールをぶつけてしまいました。ドアやタイヤハウスの中央から下部は、かなり広範囲に損傷が及んでいます。ディーラーだどパネル交換になり、かなり高額な修理代になる為、当社に見積り依頼を頂き、すべて板金にて修理させて頂くことになりました。
修理内容:
アウディ A3 (AUDI A3) の板金作業に入る前に、作業上妨げとなるドアモールやドアハンドル、リヤバンパー、テールランプを取り外していきます。また、フロントドアもぼかし塗装の為に同じく装飾部品を取り外ていきます。
しっかりと叩き出しを行い、へこんでしまった鉄板をここまで板金して元の形に復元していきます。
板金を終えた鉄板のごくわずかな凹凸を、パテを使用しさらに平滑に成形していきます。
シール性に優れた高品質なプライマーサフェーサーを塗布し、近赤外線乾燥機にて加熱乾燥後、さらに最終研ぎ作業を行います。仕上がりを左右するこの下地作業はとても重要な工程です。
サフェーサーの研ぎ作業と損傷個所以外の旧塗膜の足付け作業を行ったのち、いよいよ塗装ブース内に入れマスキング作業をおこなっていきます。
クリーンルームの塗装ブース内にて新車同様の塗装肌を忠実に再現しながら慎重に塗装し、その後ブース内を70度に温度設定し、しっかりと加熱乾燥を行います。
修理結果:
今回アウディ A3 (AUDI A3) のお客様はあいにく車両保険に加入されておらず、全て自己負担となってしまいましたが、ディーラーよりも安く修理ができ、仕上がりにも大変満足して頂く事ができました。この度は当社に修理の御依頼いただきまして誠にありがとうございました。