装着作業前:
エアロパーツ装着前のノーマル状態のフロント、リア廻りです。ノブレッセ製のエアロパーツを装着することで、どのようなイメージに変わるのか大変楽しみです。
作業内容:
今回装着していく、ノブレッセ製のタイプユーロ フロントバンパー、リアバンパーです。このようにほとんどのメーカーのエアロパーツは、FRP製の黒ゲルコートもしくは白ゲルコート仕上げで、無塗装の状態でメーカーから送られてきます。
同じくノブレッセ製のアイライン、リアルマフラーカッターです。
作業にあたり、まずは純正のフロントバンパーを車両から取り外していきます。
同様にリア廻りも純正のバンパーを車両から取り外していきます。
現車にて仮り合わせを行っていきます。フェンダーやヘッドライト、ボンネットと干渉しないよう、また純正バンパーと同じようなフィッテング感に近づけられるよう、エアロバンパー自体を削ったり、取付け箇所を調整したりしていきます。
リアバンパーも同様にリアゲートやテールランプ、リアフェンダーと干渉しないよう確認し、バランスを見ながら仮り合わせを行っていきます。さすがノブレッセ製のエアロパーツとあって完成度は上々です。
アイラインも左右対称となるよう、またボンネットと干渉しないよう確認しながら、仮り合わせを行っていきます。
リアルマフラーカッターの装着にあたり、右側は純正のマフラーを取り外し、ガソリンエンジン用の純正マフラーを装着した上で、取り付けていきます。また左側はシャシーの一部に専用ブラケットステーを取り付け、リアルマフラーカッターを装着していきます。
FRP製品特有の表面の細かな凹凸を平滑に研磨し、成形していきます。またエアロパーツ自体の合わせ目や表面の細かな巣穴を埋める為パテを塗布し、さらに成形していきます。妥協せずどれだけ丁寧な下地処理を施したかどうかが仕上がりに全て表れますので、時間を掛け慎重に行っていきます。
塗装ブース内にてプライマーサフェーサーを塗装し、低温で加熱乾燥させます。乾燥後、水研ぎにてプライマーサフェーサーの研ぎ作業を行ない、さらに表面を整えていきます。
現車による入念な色合せを行い、ゴミや埃をシャットアウトする最新鋭の塗装ブース内にて塗装を行っていきます。塗装後はFRP製ですので低温で加熱乾燥を行っていきます。エアロバンパーは全体が大きく、さらに複雑な形状が多い為、塗装の塗り込みの難易度が高く、かなりの技術力を要します。
アイラインのような小さな部品でも、必ずブース内で同様に塗装を行っていきます。
今回はオーナー様のご指示のもと、フロントバンパーのフロントグリル部とフォグランプ廻り、そしてリアバンパーのセンター部をガンメタ系の色で塗り分けをおこない、アクセントをつけていきます。
フロントグリル部のガンメタ色塗装乾燥後、さらにグリルフレーム部をシルバー色で塗りわけ、オリジナリティを出していきます。
今回はフロントバンパーセンター部の開口部に装着するメッシュも、塗り分けを行なったガンメタ系の色で塗装を行っていきます。
装着作業後:
フロントのグリル廻りとフォグランプ廻り、さらにはリアのセンター下部の色を塗り分けた事で、バンパー全体にめりはりが生まれ、想像以上に迫力が増し、スポーティなイメージに変貌いたしました。
またエアロパーツ を装着した事で、十分な迫力と重圧感を増したフロント廻りとリア廻りに生まれ変わり、オーナー様には色合いや仕上がり状態、取付け方法を含めた完成度の高さに大変喜んで頂き、御満足頂くことができました。この度は数ある板金塗装工場の中から当社にエアロパーツ取付けの御用命を頂きまして誠にありがとうございました。