損傷状況:
右側面はフロントからリヤまで深い傷がついてしまっています。
左フロントドアには何かをぶつけたようなへこみと傷がついています。今回、このへこみ 傷も同一被害として保険会社が認定した為、同時に修理をしていきます。
修理内容:
細部にわたり下地処理や塗装の塗り込みがしっかり行えるようフロントバンパー、ヘッドライト、各ドアの開閉ハンドル、ドアモール、ドアミラー等を取り外していきます。
リヤ廻りもリヤバンパー、トランクパネルのスターマーク、ライセンスガーニッシュ、ライセンスプレート、テールランプ等を取り外していきます。
左側も右側同様、ドアの開閉ハンドル、ドアモール、ドアミラー等を取り外していきます。
線傷が完全に消えるまで塗膜を平滑に削り、シール性に優れた2液性のプライマーサフェーサーを塗装します。その後、加熱乾燥を行い完全硬化させ、再度プライマーサフェーサーを平滑に研磨していきます。
右側のへこだ部分も板金作業後,シール性に優れた2液性のプライマーサフェーサーを塗装します。
現車にもとづき厳密な調色作業を施した後、新車同様の塗装肌と光沢感を実現させるため、エアー圧や塗料の吐出量、スプレーガンの運行速度、塗り重ね具合、ボディとスプレーガンの距離を調整しながら、慎重に塗装していきます。
塗装後は70度の熱で強制乾燥させることで塗膜の強度が増し耐久性、輝きともに最高の仕上がりになります。
修理結果:
今回メルセデス ベンツ CLS (W219)のお客様は車両保険に加入されており、免責も0円でしたので負担金をお支払する事がなく、再施工したボディコーティングも含め全て保険対応にて、等級据え置き扱いとして修理する事できました。
お車引き渡しの際、心配されていた磨き傷(オーロラマーク)を入念に確認され、仕上がり完成度に大変御満足頂くことができました。