修理内容:
今回、ノブレッセ製のグリル一体型フロントバンパーを装着することで、前廻りのイメージがどのように変貌するのか大変楽しみです。
今回装着していくノブレッセ製のフロントグリル一体型フロントバンパーです。このようにほとんどのエアロパーツは、FRP製の黒ゲルコートもしくは白ゲルコート仕上げで、無塗装の状態でメーカーから送られてきます。
まずは、純正のフロントバンパーとフロントグリルを取り外していきます。
現車にて仮り合わせを行います。フェンダーやヘッドライト、ボンネットと干渉しないよう、また純正バンパーと同じようなフィッテング感に近づけられるよう、エアロバンパー自体を削ったり、取付け箇所を調整したりしていきます。その際キズが付かないよう、フィッティング面周辺のボディを保護フィルムでしっかりガードします。
純正のフォグランプを流用する為、フォグランプを加工し、フィッテング調整をおこなっていきます。
パーツ表面の細かな凹凸を平滑に成形していきます。またエアロパーツ自体の合わせ目や表面の細かな巣穴を埋めるためパテを塗布し、さらに成形していきます。妥協せずどれだけ丁寧な下地処理を施したかどうかが仕上がりに全て表れますので、時間を掛け慎重に行う必要があります。
塗装ブース内にてプライマーサフェーサーを塗装し、低温で加熱乾燥させます。今回は上塗り塗料の隠ぺい力を上げる目的と万が一飛び石で塗膜が剥がれた際、下地がグレー色のプライマーサフェーサーだと目立ってしまう為、ボディと同系色のカラーサフェーサーを選択していきます。
プライマーサフェーサーの研ぎ作業を行ったのち、現車による入念な色合せを行い、いよいよ塗装の工程に入っていきます。
ゴミや埃をシャットアウトする最新鋭の塗装ブース内にて慎重に塗装を行っていきます。
今回はメーカーのデモカー同様、フロントグリル部とフォグランプ廻りをガンメタ系の色で塗り分けをおこない、アクセントをつけていきます。
修理結果:
グリルとフォグランプ廻りの色を変えることで、めりはりが生まれ、想像以上に迫力とスポーティなイメージを増した前廻りに変貌いたしました。
今回、ホンダ オデッセイ アブソルートのエアロパーツ取付け・加工・塗装にかかった費用は総額で70,460円となりました。オーナー様はその変貌ぶりとエアロパーツという事で覚悟していた表面の歪みが、下地処理をしかっり行ったことで想像以上に無くなっていた事に大変御満足頂き、喜んで頂く事ができました。この度は当社にエアロパーツの取付け依頼を頂きまして誠にありがとうございました。