損傷状況:
スライドドアとフロントドアとで色が変わってしまっており、パール粒子の粗さも変わってしまっています。
何度も塗装をした影響でスカシ面の肌は波を打っており、また無数のゴミが塗装表面に付着してしまっています。
修理内容:
塗装の際、マスキングをする部品を少しでも無くし、細部までしかっりと塗装の塗り込みが行えるよう、リヤバンパー、テールランプ、各パネルの付属部品(ドア開閉ハンドル、ドアガーニッシュ、ドアバイザー、サイドミラー、ガラスモール類)を完全に取り外していきます。
塗膜表面の荒れたラウンド肌を平滑にし、無数に付着したゴミを完全に取り除く為、研ぎ作業を慎重に行い、塗装面を整えていきます。
下地作業を終え、現車にもとづき正確な色合わせを行ったのち、車を塗装ブース内に入れ、マスキング作業に入っていきます。
新車同様の塗装肌と光沢感を実現させるため、エアーの圧力や塗料の吐出量、シンナーの種類、スプレーガンの運行速度、塗り重ね具合、ボディとスプレーガンの距離を調整しながら、ゴミや埃を遮断する塗装ブース内にて慎重に塗装を行っていきます。
修理結果:
今回のトヨタ 新型 アルファード の再塗装修理に掛かった費用は、取り外しを行った為に再利用ができなくなったモール類やクリップ類の部品代と3パネルの修理、塗装代を含め総額で130,000円となりました。納車時、完成したお車を拝見し、色の違和感とゴミの付着も無く、塗装肌も元の状態に戻ってくれたという事で、仕上がりに大変御満足頂くことができました。さらに今回は当社が加盟している鈑金匠ネットのエネオスプリカ還元サービスを希望されましたので、6,500円分のエネオスプリカをプレゼントさせて頂きました。この度は数ある板金塗装工場の中から当社に修理の御用命を頂きまして誠にありがとうございました。